1.疎遠な親戚との遺産分割が精神的に疲れてきた

• 遺産分割

父が亡くなり、兄が亡くなり、その後母が亡くなりました。相続人は兄の子ども二人と私の三人です。母の相続財産は現金３０００万円です。兄とその奥さんは離婚しており、兄の子どもからは「連絡しないでほしい」と言われたので疎遠でしたが、さすがに母が亡くなったことを伝えないわけにもいかず、連絡をしたところ「葬式には行かないが、代襲相続するから財産目録を送って欲しい」と回答がありました。
その後、兄の子どもから「叔母さんは、おばあちゃんのお金と自分のお金を明確に区別していない。レシートを全部保管しているわけじゃない。お金を使い込んでいるに違いない」などと言われました。介護などを一所懸命やっていたのに、心外です。
加えて、私は母の病院代などを立て替え払いしています。兄の子どもは、そんなことお構いなしに、わがままな主張を繰り返しています。精神的に疲れてきたので、弁護士に依頼するべきか悩んでいます。このような事案でも依頼することができますか?

２.弁護士からの回答

お話しをお伺いした上で、承ることができる事案だと回答しました。「関係が疎遠だったから、きっと相続放棄するだろう」と思っていると、「相続する」という回答があって困惑されている方や親族間の意見調整やクッション役の方が亡くなったことで「お金を使い込んでいるに違いない」などと直接いわれ、感情を害される方は、思いのほか多くいらっしゃいます。
弁護士に遺産分割や遺産分配を依頼することで、お互いが直接コミュニケーションをとる必要がなくなり、「心が軽くなった」とおっしゃる方は多いです。コミュニケーションが うまくとれず時間ばかりが経過し、遺産分割が進展しなくてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

弁護士法人シーライト

代表弁護士　阿部　貴之

神奈川県弁護士会所属。弁護士登録後、都内総合法律事務所、東京都庁労働局等を経て、平成27年に弁護士法人シーライトを開設。以来相続トラブルの相談実績は400件を超える。「依頼者の良き伴走者となるために」をモットーに、スタッフと共に事件解決へ向かって邁進中。好きな言葉は「二人三脚」「誠心誠意」。弁護士紹介

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