
50代
男性
神奈川県
被相続人との関係 | 子 |
---|---|
主な遺産 | 不動産 債務 |
遺言の有無 | 無 |
主な問題点 | 遺言相続人と疎遠・仲が良くない 遺産の詳細がわからない |
手続 | 相続放棄 |
背景
実父が亡くなったので相続放棄をしたい、とお問合せがありました。
ご相談者ご自身は養子に出されているため、実家とは疎遠になっていました。実父には5000万円ほどの負債があるそうで、他の相続人も相続放棄をするらしいことを人づてに聞いている、とのことでした。しかし、実父の葬儀に呼ばれないほど疎遠なので、可能であれば他の相続人の相続放棄を待たずに自分だけでも相続放棄をしてしまいたい。また独力でやると失敗するかもしれないので、専門家に依頼したい、ということでご相談にいらっしゃいました。
相続放棄は単独でもできる旨をご説明し、ご依頼いただきました。

主張
- 相続放棄をしたい。
解決までの流れ
詳細な相続財産は不明であるものの、なるべく実家と関わらないで解決したいとのご意向でしたので、財産調査はしないことにしました。そのため、まずは戸籍等の必要書類の収集を行いました。必要書類が揃ったところで、管轄の裁判所へ、相続放棄の申し立てを行いました。
結果
無事に相続放棄の申述が受理され、相続放棄が完了しました。ご依頼から解決まで約2ヶ月という、スピード解決となりました。
担当弁護士の所感
相続放棄には期限があります。期限は短いので、迅速に、相続放棄をするか否か熟慮期間の伸長をするか否かを判断し、裁判所へ申し立てる必要があります。
時折誤解している方がいらっしゃいますが、相続放棄の申述は、他の相続人の意向と関係なく、ご自身だけでも可能です。他の相続人と足並みを揃えようとして、期限を徒過してしまうのは避けたいところです。負債額が大きい場合や、親族間の紛争に巻き込まれたくない場合は、自分だけでも先んじて相続放棄してしまうのも選択肢の1つです。
万が一相続放棄の手続きがうまくいかずに失敗してしまうと、多額の債務を負うなどの深刻な事態になりかねません。そのため、弁護士などの専門家へお早めにご相談されるのをお勧めいたします。
この案件の担当弁護士

弁護士法人シーライト
代表弁護士 阿部 貴之
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