よくあるご相談
1.相手方に弁護士が就いたが交渉が全然進まない
- 遺産分割
- 相手が弁護士に依頼した
弟が亡くなりました。相続人は、弟の妻と私の二人です。
私は、遠方に住んでおり、弟夫婦とはあまり交流がなく、弟の遺産がどのくらいあるのかはよく分かりません。葬儀の際に、弟の妻と相続のことで話をしようとしたところ、話をはぐらかされた上に四十九日を過ぎても一向に話がありません。再度、私から連絡したところ、弟の妻から遺産分割調停の依頼を受けたとして弁護士から通知が届きました。
これで相続に関する話が進むのだろうと一安心しましたが、通知が届いてから1年以上経っても音沙汰がなく何も交渉が進みません。
私としては、法定相続分に相当する金銭がもらえればそれで十分だと考えているのですが、相手方に弁護士が就いても交渉が進まないので、とても不安ですし今後どうしたらいいのか分かりません。
2.弁護士からの回答
相手方に弁護士が就いた場合には、相続人ご自身同士で話し合う場合と比較してスムーズに進む場合が多いですが、中には弁護士が就いたにもかかわらず交渉がなかなか進まないケースも稀にございます。法律の専門家ではないご相談者様にとっては、「弁護士から連絡が来るまでずっと待っているしかないの?」、「早く解決したいけどどのように進めていったらいいのか分からない」、「最終的に相手方の弁護士に言いくるめられて不利な内容で合意を迫られそう」、などと様々なご不安を抱かれていることかと思います。
弁護士にご依頼いただければ、相手方に弁護士が就いているかいないかに限らず、被相続人の相続財産の調査から相手方との遺産分割協議まで全て行うことが可能です。なかなか交渉が進まない場合も、弁護士が交渉の窓口となることで、相手方としても、「下手なことはできない」、「迅速に交渉を進めなければ逆に調停を提起されてしまう」、といったことを考えて、交渉がスムーズにいくケースもございます。
相手方に弁護士が就いた相続人の方、遺産分割がなかなか進展しない相続人の方は、ぜひお気軽にご相談下さい。
代表弁護士 阿部 貴之
神奈川県弁護士会所属。弁護士登録後、都内総合法律事務所、東京都庁労働局等を経て、平成27年に弁護士法人シーライトを開設。以来相続トラブルの相談実績は400件を超える。「依頼者の良き伴走者となるために」をモットーに、スタッフと共に事件解決へ向かって邁進中。好きな言葉は「二人三脚」「誠心誠意」。弁護士紹介4.類似事案の当事務所解決事例
弁護士法人シーライトには、相手方との交渉が膠着状況になってしまっていたが、弁護士の介入でスピード解決に至った事案があります。詳しくはこちらをご覧下さい。相続に関して当事務所にご相談されたい方は、お電話もしくは、お問い合わせページよりご連絡ください。