相手方弁護士が就いている状況の中、約3か月でスピード解決できた事例

解決事例イメージ

70代

女性

神奈川県

被相続人との関係
主な遺産預貯金、不動産
遺言の有無
主な問題点相手に専門家(弁護士など)がついた、不動産の評価、相続人と疎遠・仲が良くない
手続調停

背景

ご依頼者様の母が亡くなった後、疎遠な仲であった兄が依頼した弁護士から通知が突然届きました。弁護士から通知が届いてどのように対応したらよいか分からなかった上に、今まで疎遠だった兄が遺産の取り分を主張してきたことに対して気持ちに折り合いがつかず、自分だけで話を進めていくのが難しそうと考えて、ご相談にいらっしゃいました。

主 張

  • 適正な金額の遺留分を取得したい
  • 実家(不動産)に住んでいるので、兄に相当な代償金を支払って、実家を単独取得したい
  • できるだけ早期に解決したい

解決までの流れ

2月に相手方弁護士から通知が届いた後、3月中旬に当事務所にご相談いただき、3月末にご依頼となりました。受任後すぐに相手方弁護士に受任通知をお送りしましたが、相手方弁護士から、「すでに家庭裁判所へ調停を申し立てております。」という旨の連絡を受けてしまいました。
そこで、遺産分割調停での早期解決を目指すことに決めて、6月中旬の第一回目の遺産分割調停期日で調停を成立させることができました。 早期解決を目指していたため、第一回目の遺産分割調停期日で調停成立となるように、期日前に相手方弁護士と事前に分割内容について交渉・協議を行い、相手方との間でほぼ合意している状態で、第一回期日を迎えることができました。こちらが取得したい実家(不動産)の不動産評価額で大きく揉めることもなく、スムーズかつスピーディーに解決できたのは、専門家同士の話し合いだったという点も大きかったと思います。

結果

相当な代償金をお支払いして、希望していた実家(不動産)を単独で取得することができた。

担当弁護士の所感

早期解決だけでなく、ご依頼者様が支払わなければならない代償金を少しでも抑えることも目指しました。今回の相続にあたってご依頼者様が疑問に思っている点や不満に思っている点を聞き取った上で、ご依頼者様の様々な主張の整理を行い、無理筋でない合理的な主張をまとめました。そして、相手方の資産状況等もしっかりと見定めた上で、こちらにとって有利な不動産評価額を前提とした代償金の支払いを提案したところ、すぐに合意を得ることができました。

ご依頼者様からは納得ができない感情的な部分を相手方に伝えてほしいという意向がありましたが相手方に対して感情的な思いをただただぶつけたり無理筋な主張を突き通すわけではなく、ご依頼者様のお気持ちを伝えつつ譲歩できる部分は譲歩する姿勢で進められたことも早期の解決に繋がったのではないかと考えております。

  • 相手方に弁護士が就いた
  • 合理的な話し合いにより早期解決を目指したい

このようなお悩みがある方は、早期に弁護士にご相談されることをお勧めいたします。ぜひ一度当事務所までご連絡ください。

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