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相続放棄と限定承認の違い
相続放棄とは 相続が開始すると、被相続人の財産の一切の権利義務は、原則、法定相続人がすべて承継することになります。しかし、相続放棄をすれば、被相続人の一切の相続財産を相続しないことになります。相続放棄は、自分が相続人になったことを知ったと... -
相続放棄撤回と取消、取下げの違い
一度相続放棄をしてしまうと、あとあと「やはり相続放棄をやめたい」と思った場合でも、一度行ってしまった相続放棄をやめることはほとんど不可能となります。しかし、稀に認められるケースもあります。それが「取り下げ」「取り消し」「錯誤無効(錯誤取... -
相続の放棄と承認
相続が発生すると、相続人は被相続人の財産に属していた一切の権利義務を引き継ぐことになります。 民法第896条 相続の一般的効力 相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは... -
相続放棄とは
相続放棄とは、相続人が被相続人(亡くなった方)の財産を一切相続せず、最初から相続人ではなかったものとみなされる制度のことを指します。 相続放棄をすると、財産を引き継げなくなりますが、借金などの債務の負担を回避できるという利点もあります。 ... -
遺留分侵害額請求(旧称:遺留分減殺請求)の方法
法改正(2019年7月1日施行)により、遺留分減殺請求は「遺留分侵害額請求」と呼ばれるようになりました。 遺留分侵害額請求(旧称:遺留分減殺請求)とは、被相続人が特定の相続人に「遺産のほとんどを譲る」といった内容の遺言を残していた場合など、特定... -
遺留分とは
遺言書 遺言書は、満15歳になれば誰でも書くことができ、内容についても、法律が定める要件を満たしていれば、比較的自由に書くことができます。 民法第960条 遺言の方式 遺言は、この法律に定める方式に従わなければ、することができない。 民法第961条... -
特別受益について
特別受益とは 特別受益とは、相続財産の分割において、共同相続人の間で実質的公平を図るものです。 被相続人(お亡くなりになった方)に「家を建てるときに資金援助してもらった」「会社を興すための新規開業資金を出してもらった」などの相続人がいる場... -
寄与分について
寄与分とは 寄与分とは、共同相続人の中に被相続人の財産の維持または、増加に特別な貢献をした相続人がいる場合、相続人同士の公平のために、これを相続分算定の際に考慮することです。簡単にいえば、相続人が複数人いる共同相続人のうち、被相続人を看病... -
遺産分割協議書
遺産分割協議書とは何か 遺産分割協議書とは、すべての相続人が遺産分割協議で合意した内容を書面に取りまとめた文書のことです。文面を作成後に、すべての相続人が署名押印をする必要があります。 遺産分割協議書は、なぜ必要か 遺産相続が起こった際、相... -
遺産分割
遺産分割とは何か 相続人が1人ではなく、複数人いる共同相続の場合、相続財産(「遺産」ともいいます)を共同相続人全員で共有している状態になります。この相続財産の共有状態を解消し、個々の相続財産を各相続人に、法定相続分や指定相続分に応じて分割...