コラム– archive –
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遺言書に自分以外の相続人に「実家の不動産をすべて相続させる」と書かれていて納得できない!
資産家である被相続人が残した直筆の遺言書に「貸しビルは〇〇に全て相続させる」と書かれており、自分以外の相続人が不動産の全てを相続するという不平等な内容の場合、これは法的に許されるのか?また、この遺言内容に対して対抗策はあるのか?解説した... -
相続人以外の貢献を考慮するための方策の新設
従来の相続法では、寄与分が主張できるのは、相続人に限られているため、亡くなった人の療養看護等をした人が相続人でなければ、遺産を取得することはできませんでした。そこで、2019年7月以降に発生した相続については、被相続人の相続人以外の親族... -
相続した不動産を売却して現金化したい
例えば、母が亡くなり、長男と次男2人で相続することになったとします。相続財産は、預貯金以外に母が住んでいた実家があり、母が亡くなって以降、実家には誰も住む予定がないため、最終的には実家の土地と建物を売却して、全て金銭に換えたうえで2分の1ず... -
相続した不動産がいくらくらいなのか知りたいけど、どう調べればいいの?
相続財産に不動産が含まれている場合、「相続した不動産がいくらなのかわかりますか?」「不動産の評価方法を知りたいです」といったご相談を当事務所でもいただきます。不動産の評価方法については、多数方法があります。 不動産評価の算定方法 1.実勢価... -
遺産を長男が独り占めしようとしたら?
家業を継いだ長男が、実家の不動産や現金・預金などのすべての遺産を独り占めにしようとしてトラブルになることがあります。一部の相続人が遺産を独占することができるのか、遺産を独占しようとする相続人とトラブルが起こってしまったらどうすればいいの... -
不動産を相続した場合、弁護士と司法書士どちらに依頼すべき?
相続に関する相談は弁護士と司法書士どちらにも相談が可能です。しかし、弁護士と司法書士の各業務内容には特徴があり、相談したい内容よって相談相手を決めるとよいです。今回は、不動産の相続における弁護士の役割と司法書士の役割について解説します。 ... -
借地権を相続したら
被相続人が借地権を持っていた場合、他の財産と同様に借地権も相続対象となります。借地権についての基礎知識や、借地権を相続したらおさえておくべきポイントについて解説します。 借地権とは 借地権とは土地を借りる権利のことを指します。借地権を持っ... -
法改正で相続登記が義務化
所有者不明土地問題に対応するための民法・不動産登記法の改正案が、2021年4月21日に可決・成立しました。今後、2024年までを目処に施行される予定となっています。この改正法によって、相続や遺産分割の手続きがどのように変わっていくのかについて解説し... -
預金の無断引出し
預金の無断引き出しのような相続財産の問題は、被相続人の生前に行われる場合と、被相続人の死後に行われる場合があり、そこにはさまざまな事情があります。 被相続人の生前に預金が引き出されていた場合 被相続人の生前に預金が引き出されていた場合では... -
相続法改正
相続法」が約40年ぶりに大きく変わり、改正相続法の多くは令和1年7月1日から施行されています。相続法の改正といっても、新しく制度が創設されたり、これまでの取扱いが見直されるなど、様々な形で改正は行われています。どれも重要な内容になるので...