
50代
女性
神奈川県
被相続人との関係 | 子(長女) |
---|---|
主な遺産 | 預貯金 不動産 その他 |
遺言の有無 | 無 |
主な問題点 | 相続人と疎遠・仲が良くない |
手続 | 相続放棄 |
背景
ご依頼者は、被相続人の娘です。ご依頼者が子どもの頃に両親は離婚し、ご依頼者と妹様はお母様に育てられました。お父様は離婚後に再婚し、ご依頼者側とは絶縁状態のまま疎遠になっていました。先日、お父様の再婚相手から、お父様が亡くなった旨の手紙が届きました。ご依頼者は、そのとき初めて、お父様が亡くなったことを知りました。
お父様に借金はないように思えるものの、再婚相手の家庭と関わりたくない気持ちが強いので、姉妹揃って相続放棄を検討している。また、お母様の相続の際に、諸手続をご自身でやってみて非常に苦労したため、今回は専門家に依頼しようと思っているとのことで、ご相談いただきました。
ご相談の結果、ご依頼いただくこととなりました。

主張
- 姉妹揃って、相続放棄をしたい。
- 亡くなった父や、再婚相手の家庭と関わりたくない。
- 手続をするのは大変なので、なるべく全部お任せしたい。
解決までの流れ
戸籍などを収集し、相続放棄申述書を作成し、管轄の家庭裁判所へ相続放棄の申請を行ないました。
申請後、裁判所からの照会書面が、相続人ご本人であるご依頼者と妹様のお手許に届きましたので、記載すべき内容をアドバイスいたしました。その結果、無事に相続放棄の申述は受理され、相続放棄が完了しました。
裁判所から突然手紙が届くと、一般の方はびっくりなさるようです。また、どう書いたらいいのか、本当に書いて提出しても大丈夫なのかというお声もいただきます。本件では、事前に照会書面が届くことをお伝えしたうえで、書き方のアドバイスもさせていただきました。
結果
解決まで1ヶ月半というスムーズな解決となり、ご要望どおり、無事相続放棄が完了しました。 ご依頼者からも、相談するまでは不安だったが、相談して気持ちがとても楽になったとお喜びのご連絡をいただき円満解決となりました。
担当弁護士の所感
相続放棄の手続は、限られた期間内に完了させなければならない手続です。そのため、訃報に触れ、心が千々に乱れている状況であっても、迅速かつ的確に手続を終える必要があります。
一般の方では、必要書類を集めるときや、申述書を書くときなどに、戸惑ったり、わからなかったりということがままあろうかと思われます。また、苦労して手続を終えた後は、本当に手続が完了したのかわからない、これで全部終わったと思ってよいのかわからないという次のご心配も出てくるようです。手続を終えるまでのご心配やお手間、また後顧の憂いもないように、弁護士にご相談・ご依頼をいただくことをお勧めいたします。
当事務所では、相続放棄・遺産分割などのご相談をお受けしております。まずはお気軽にご相談ください。
この案件の担当弁護士

弁護士法人シーライト
弁護士 塩谷 恭平
ご相談をしていただいた方の抱えるご不安に誠実に向き合い、できるだけ専門用語を使わずに丁寧に説明を行って、弁護士がどのようなことをサポートできるのかを明確にすることを常に心がけています。
お気軽にご相談ください。
\初回50分間の相談料・着手金が無料/

弁護士法人シーライト
受付時間:平日9時~18時 | 相談時間:平日9時~21時
※まだお問い合わせしない場合 LINE友だち 追加がおすすめ!